モンテッソーリ算数教育(2歳児~6歳児)その2
前回に続き、美しいモンテッソーリの算数教育の教具の紹介をさせていただきます。モデルは当時3歳の長男です。
シール貼りをしながら、「数と数詞の一致」と、色で「緑→2」といったようなことを刷り込んでいます。後の上級算数(小学生以降の算数)で行うさまざまな計算にあたって、考え方の過程にフォーカスするために、前提の数の段階で間違わないようするための仕掛けになっています。
*ちなみに、純粋にシールを丸に貼っていく「シール貼り」のお仕事は、2歳児人気ナンバー1の活動です・笑 シール貼りの延長から、この数の世界に入っていくお子さんも多いとのこと。数の世界への入り口は様々あります!
「シール貼り」のお仕事から「金ビーズ」(「金ビーズ」は算数の計算をいていく上で、すべての前提になっていく、モンテの算数教育の非常に重要な教具です)へ移行する途中段階の「色ビーズ」と「数詞」の一致をしているところ。
写真ではよく見えませんが、ビーズとビーズの間に厚紙を挟みいれて、実際にビーズがいくつつながっているかひとつひとつ数えて確かめています。先ほどの「緑→2」と同じ色の法則で、ビーズも色分けされています。ビーズの大きさ、重さは金ビーズと同じです。
ついに出たー!!!(かなり、興奮してしまいます)これがっ、かの有名な(?)「金ビーズ」です。イミテーションの真珠のような一粒の「金ビーズ」を「1」として、針金でつながっていきます。本来、数には色がないので、色ビーズより「数」の概念に近くなっています。
金ビーズは「10」になると形が変わります。(つまり、この前段階に「10」の概念をわかっている必要があるのですね!)
・写真の一番息子に近い、一粒の金ビーズが9個ならんでいます。
・次の「10」で形が変わります。「線」のような形に10粒のビーズが連なった金ビーズを扱っていきます。それが9つ並んでいます。
・次の「10」で形が変わります。「線」のようだった「10」を10本並べると(つまり100)「面」ができます。(俗に「座布団」と呼ばれることもあります)それが9つ並んでいます。
・「100の座布団」を10枚重ねると(つまり1000)キューブのような形になります。これくらいになると、金ビーズはかなり「ずっしり」とした重さになり、「1000ってずいぶん多い数なんだなぁ」と、しみじみ感じます・笑 *写真のキューブ形のものが「1000」です!
「1」や「1000」は「点」
「10」は「線」
「100」は「面」
そして、「1000」のキューブを10個並べると「線」のような形になっていき、つまり数の世界は「点・線・面」で構成されている(らしい)フシギを無意識のうちに体験していきます。
モンテッソーリ教育では、数の概念をダイナミックに10進法でまずは刷り込みます。
この時点では3歳児の皆さんは、1→9まではわかるのですが、10の次が「11」であることは知りません・笑 10の次は20(10連なった金ビーズ2本)であり、100の次は「200」ということになっています。
このあと、10から100までは11、12、13・・・99、「100」であることを学んでいきます。
「金ビーズによる、様々な演算」へつづく。(まだまだつづく・・・)
**************************************************************
■現在、募集中のワークショップ
■第1弾「feltで作るlet's light!」 *電源は天井引っ掛けシーリングになります。
開催日時:8月3日(土)11:30~、14:30
8月4日(日)11:30~、14:30
開催場所:ファブカフェ 東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F
tel:03-6416-9190
参加費:4500円
・定員:各クラス4名程度
・対象年齢:3歳~何歳でも
*小学生までは、保護者同伴でお願いいたします。
・服装:汚れてもいい格好
・おおまかなプログラム内容:レーザープリンターでその場でカットされたフェルトの照明の傘を、刺繍糸をつかって組み立てます。小さなお子さんはボンドで。デジタルファブリケーション初心者向けの楽しい、手芸要素もあるプログラム。申し込みはファブカフェHPにてお願いいたします。
*詳しく内容を知りたい方は、下記の関連記事をご覧下さい。
ルーミーさんの記事が、よくまとまっているかと思います(私の記事よりも・笑)
シール貼りをしながら、「数と数詞の一致」と、色で「緑→2」といったようなことを刷り込んでいます。後の上級算数(小学生以降の算数)で行うさまざまな計算にあたって、考え方の過程にフォーカスするために、前提の数の段階で間違わないようするための仕掛けになっています。
*ちなみに、純粋にシールを丸に貼っていく「シール貼り」のお仕事は、2歳児人気ナンバー1の活動です・笑 シール貼りの延長から、この数の世界に入っていくお子さんも多いとのこと。数の世界への入り口は様々あります!
「シール貼り」のお仕事から「金ビーズ」(「金ビーズ」は算数の計算をいていく上で、すべての前提になっていく、モンテの算数教育の非常に重要な教具です)へ移行する途中段階の「色ビーズ」と「数詞」の一致をしているところ。
写真ではよく見えませんが、ビーズとビーズの間に厚紙を挟みいれて、実際にビーズがいくつつながっているかひとつひとつ数えて確かめています。先ほどの「緑→2」と同じ色の法則で、ビーズも色分けされています。ビーズの大きさ、重さは金ビーズと同じです。
ついに出たー!!!(かなり、興奮してしまいます)これがっ、かの有名な(?)「金ビーズ」です。イミテーションの真珠のような一粒の「金ビーズ」を「1」として、針金でつながっていきます。本来、数には色がないので、色ビーズより「数」の概念に近くなっています。
金ビーズは「10」になると形が変わります。(つまり、この前段階に「10」の概念をわかっている必要があるのですね!)
・写真の一番息子に近い、一粒の金ビーズが9個ならんでいます。
・次の「10」で形が変わります。「線」のような形に10粒のビーズが連なった金ビーズを扱っていきます。それが9つ並んでいます。
・次の「10」で形が変わります。「線」のようだった「10」を10本並べると(つまり100)「面」ができます。(俗に「座布団」と呼ばれることもあります)それが9つ並んでいます。
・「100の座布団」を10枚重ねると(つまり1000)キューブのような形になります。これくらいになると、金ビーズはかなり「ずっしり」とした重さになり、「1000ってずいぶん多い数なんだなぁ」と、しみじみ感じます・笑 *写真のキューブ形のものが「1000」です!
「1」や「1000」は「点」
「10」は「線」
「100」は「面」
そして、「1000」のキューブを10個並べると「線」のような形になっていき、つまり数の世界は「点・線・面」で構成されている(らしい)フシギを無意識のうちに体験していきます。
モンテッソーリ教育では、数の概念をダイナミックに10進法でまずは刷り込みます。
この時点では3歳児の皆さんは、1→9まではわかるのですが、10の次が「11」であることは知りません・笑 10の次は20(10連なった金ビーズ2本)であり、100の次は「200」ということになっています。
このあと、10から100までは11、12、13・・・99、「100」であることを学んでいきます。
「金ビーズによる、様々な演算」へつづく。(まだまだつづく・・・)
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■現在、募集中のワークショップ
■第1弾「feltで作るlet's light!」 *電源は天井引っ掛けシーリングになります。
開催日時:8月3日(土)11:30~、14:30
8月4日(日)11:30~、14:30
開催場所:ファブカフェ 東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F
tel:03-6416-9190
参加費:4500円
・定員:各クラス4名程度
・対象年齢:3歳~何歳でも
*小学生までは、保護者同伴でお願いいたします。
・服装:汚れてもいい格好
・おおまかなプログラム内容:レーザープリンターでその場でカットされたフェルトの照明の傘を、刺繍糸をつかって組み立てます。小さなお子さんはボンドで。デジタルファブリケーション初心者向けの楽しい、手芸要素もあるプログラム。申し込みはファブカフェHPにてお願いいたします。
*詳しく内容を知りたい方は、下記の関連記事をご覧下さい。
ルーミーさんの記事が、よくまとまっているかと思います(私の記事よりも・笑)
by dobashiyoko
| 2011-12-09 00:02
| モンテッソーリ教育