10年ぶりの照明デザイン奮闘記-その3
さて、10年ぶりの照明デザイン奮闘記の久しぶりの続編です。
子供による子供のための「素敵なDIYインテリア」のワークショップを、この照明で開きたい!
なんて申しておりましたが・・・
実現するべく、毎日のように、ちょっとずつ変更を加えた模型を作り続けてました。
この紙は「バルカナイズドファイバー」という、グローブトロッター(おしゃれなスーツケース)や剣道の胴なんかにも使われているモノです。
数ある紙の中から、不燃で透過性があり、なにより子供が「これは、紙だな」と思える風合いをもつことが決め手でした。
このディテールではこどもは組み立てられないだろうな・・・?
無駄に細かくて、金型も高いし・・(金型:クッキーの型のようなもので、紙を切り抜くわけです)
ディテールを削りながら、もっときれいに形をキープしてくれる方法は・・・?
これは、「鶴」を折るようなディテールだから、説明しやすくてよさそう!
でも・・・そもそも、金型よりコンピューターで書いた図面の通りにカットしてくれる方法のほうが、参加者の自由度がたかいのでは???とか。でも、金型あると参加者の方に「モノが出来上がるまで」の過程を説明しやすいし(!)
白だけじゃなくて、グレーもあったほうがいいかな?工業製品ぽくていいなぁ~(でも、単なるボール紙にも見えるなぁ)
厚いほうが「かっちり」するけど、こどもは組み立てにくそうだなぁ・・・とか。うすい方は加工しやすくて、すこし「手作り感」が残るのも悪くはないなぁ・・・で、結局はどっちにしよう?とか。
やっぱり、天井引っ掛けシーリングに使いたい人や、将来商品化することを考えるとフラットな面を作らなくてはいけないんでは?というアドバイスを頂いてみたり・・・
「スイッチが、スイッチがこんな場所にあったらだめじゃーーーん」と、特注コードを見積もりに出していると、夫に「君が考える使い方じゃない使い方をする人もいるのに、どうして限定するの?」と聞かれ、ハッとしたり。そうだ、コンセントにつなぐ器具にしたのは、使い方を限定しないためだった(忘れてた!)
ワークショップを開かせてもらう予定の洗足カフェで、今回お手伝いしてくれるママ友さんとテーブルでの作業と、床での作業をどうしようかのシミュレーションしたり。
挙句の果てに、もうひとつの開催場所・イデー自由が丘の打ち合わせで、店長さんと「モノづくり」談義に盛り上がるも・・・
「で、タイトルは?」と何気なく聞かれて・・・決めていないことに気がつきました。
ちなみに、「お恥ずかしいのですが、照明の名前は"Let's light”です」なんて、告白するより恥ずかしかったぁあああ~!!!
そんなこんなで、いつも机は「その日作った模型」と「モンテッソーリ本」「ワークショップ本」でぐちゃぐちゃです・・・とがったものを小さな子が安全に扱うための教え方を「モンテッソーリの提示」を参考に勉強中。子どもも本格的な工具使いたいもんね)
自分のことは棚に上げて「片付けなさい!」と子どもに言いながら、見つからないように必死に仕事場を片付けて「模型スペース」作りました。(ここも、すぐいっぱいになっちゃうんだろうな・・)
今現在も、山積みの問題をひとつずつ、たくさんの方に支えられながら、乗り越えつつあります。
来週明けには、ワークショップの募集をかけられる(本当に?)予定でおります!!!
応援してくださいねーーー!
そして、是非参加してください!!!
**************************************************************
●土橋陽子の活動●
夏休みに、子供向けのワークショップを開催しております。
10年ぶりのデザインになる、紙(バルカナイズドファイバー)で照明を作ります。
現在、参加者募集しております!!!
お申し込みはイデーHPよりお願いいたします。
関連記事
「照明ワークショップの参加者募集しまーす」
「10年ぶりの照明デザイン奮闘記」
「10年ぶりの照明デザイン奮闘記-その2」
「10年ぶりの照明デザイン奮闘記-その3」
「10年ぶりの照明デザイン奮闘記・その4-下町工場編」
「10年ぶりの照明デザイン奮闘記・その5-組み立て合戦」
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なんて申しておりましたが・・・
実現するべく、毎日のように、ちょっとずつ変更を加えた模型を作り続けてました。
この紙は「バルカナイズドファイバー」という、グローブトロッター(おしゃれなスーツケース)や剣道の胴なんかにも使われているモノです。
数ある紙の中から、不燃で透過性があり、なにより子供が「これは、紙だな」と思える風合いをもつことが決め手でした。
このディテールではこどもは組み立てられないだろうな・・・?
無駄に細かくて、金型も高いし・・(金型:クッキーの型のようなもので、紙を切り抜くわけです)
ディテールを削りながら、もっときれいに形をキープしてくれる方法は・・・?
これは、「鶴」を折るようなディテールだから、説明しやすくてよさそう!
でも・・・そもそも、金型よりコンピューターで書いた図面の通りにカットしてくれる方法のほうが、参加者の自由度がたかいのでは???とか。でも、金型あると参加者の方に「モノが出来上がるまで」の過程を説明しやすいし(!)
白だけじゃなくて、グレーもあったほうがいいかな?工業製品ぽくていいなぁ~(でも、単なるボール紙にも見えるなぁ)
厚いほうが「かっちり」するけど、こどもは組み立てにくそうだなぁ・・・とか。うすい方は加工しやすくて、すこし「手作り感」が残るのも悪くはないなぁ・・・で、結局はどっちにしよう?とか。
やっぱり、天井引っ掛けシーリングに使いたい人や、将来商品化することを考えるとフラットな面を作らなくてはいけないんでは?というアドバイスを頂いてみたり・・・
「スイッチが、スイッチがこんな場所にあったらだめじゃーーーん」と、特注コードを見積もりに出していると、夫に「君が考える使い方じゃない使い方をする人もいるのに、どうして限定するの?」と聞かれ、ハッとしたり。そうだ、コンセントにつなぐ器具にしたのは、使い方を限定しないためだった(忘れてた!)
ワークショップを開かせてもらう予定の洗足カフェで、今回お手伝いしてくれるママ友さんとテーブルでの作業と、床での作業をどうしようかのシミュレーションしたり。
挙句の果てに、もうひとつの開催場所・イデー自由が丘の打ち合わせで、店長さんと「モノづくり」談義に盛り上がるも・・・
「で、タイトルは?」と何気なく聞かれて・・・決めていないことに気がつきました。
ちなみに、「お恥ずかしいのですが、照明の名前は"Let's light”です」なんて、告白するより恥ずかしかったぁあああ~!!!
そんなこんなで、いつも机は「その日作った模型」と「モンテッソーリ本」「ワークショップ本」でぐちゃぐちゃです・・・とがったものを小さな子が安全に扱うための教え方を「モンテッソーリの提示」を参考に勉強中。子どもも本格的な工具使いたいもんね)
自分のことは棚に上げて「片付けなさい!」と子どもに言いながら、見つからないように必死に仕事場を片付けて「模型スペース」作りました。(ここも、すぐいっぱいになっちゃうんだろうな・・)
今現在も、山積みの問題をひとつずつ、たくさんの方に支えられながら、乗り越えつつあります。
来週明けには、ワークショップの募集をかけられる(本当に?)予定でおります!!!
応援してくださいねーーー!
そして、是非参加してください!!!
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●土橋陽子の活動●
夏休みに、子供向けのワークショップを開催しております。
10年ぶりのデザインになる、紙(バルカナイズドファイバー)で照明を作ります。
現在、参加者募集しております!!!
お申し込みはイデーHPよりお願いいたします。
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by dobashiyoko
| 2012-06-08 22:05
| 照明