おコメの学校2日目・3日目(代かき~田植えまで)
各家庭で育てることになった「苗の健康診断&代かき」です。
先生いわく「子供と同じで、わがままに伸びっぱなしにならないよう(胚芽から栄養ばっかり吸っているとヒョロヒョロで、根っこをのばさない)。しつけしすぎても、いじけちゃうからホドホドに」・・・なんだか、各ご家庭のお子さんを見られるような変な気持ちに。高まる緊張感(笑)
どきどきの健康診断に並びます。
「うーーん。ちょっと発芽が遅れちゃったかな?でも、根っこもすごく伸びてるし、葉っぱも2枚ちゃーんとついてる。これからグングンのびるよ。きちんとしつけも出来てるね」
・・・遅咲きで、しつけされまくりのわが子達のようですね。グングン伸びて欲しいものです。
公園の片隅の大きな水溜り・・・ですが、これから「代かき」をして「田んぼ」にします。
「土」と「水」の荒地を、みんなで踏み均して、「泥」の状態にしていきます。
低いところに泥が流れていって平らな田んぼになって行きます。
これを「代かき」と言うそうです。
覚悟していた以上に、全員泥だらけです。
「これから、帰ったら苗の葉のちょっと頭を出すまで、水を張ってください。来週の田植えの前の日には、今度はその水を全部抜いてカラカラにしてください。そうすることで、どんな環境でも育つ、丈夫な稲になります」
再び、我が家のテラスにもどった苗は水浸しに。
・・・・・・そして、一週間がたちました。
カラカラ状態で紙袋に入れられて、電車で田んぼに向かう苗。
ふむふむ。
先生「皆さんが今日まで大事に育ててきたカラカラの苗は、新しい環境(田んぼ)でグングン水を吸い、根を伸ばすのです。」
まるで、新しく学校で親の手から離れて、新しい知識を得ていく子供たちのようですね。
子供たちも田んぼの状態をチェック。
まずは、湧水で少し湿らせてペットボトルからはずします。
そして、優しくほぐします。
2本から3本ずつに分けます。
お兄ちゃんは最年長、というだけの理由でトップバッターで植えることに(!)
妹も続きます。竹に印がついていて、一列植えると竹を移動します。
幼稚園生は、ママと一緒に。
私も植えさせていただきました。体重が子供よりあるためか、かかとが抜けなくて大変でした。
これからは、成長するまで「田んぼの水やり当番」を順番にみんなですることになります。
まるでPTAのようです。
都会に、土地の代金が高すぎてぽっかりと出来た「田舎」。おかげで、子供を遊ばせついでに水やり当番できます。子供が遊んでいる間にアンティークショップにもママ友さんと行きました笑
錫で出来たスズランの千枚通し
今度、夏休みに洗足カフェで開くことになったファミリーワークショップで、みんなにも使わせてあげようっと。
ワークショップの話は、また今度~!