宇宙の始まりから日本地図までの理解
モンテッソーリ教育は、まずは大きなところから小さなところへアプローチしていきます。
算数でも「1.10.100.1000・・・」とまずは「数のフシギ」をダイナミックに教えて、十分理解した頃を見計らって「10の次は100ではなくて、実は『11』なのですよ。」(園児達もびっくり!)と教えるように(笑)
地理も「宇宙の始まり」から「太陽系」、「地球」「世界の大陸」「日本」「地名」と導かれていきます。
洗面器に墨汁をたらした「真っ黒」な液体を見つめる3歳児達
先生「宇宙に最初は真っ暗で何もありませんでした」
やおら、パラパラと小さな紙片を散らして、かき混ぜます。
先生「そこに小さな’ちり’のようなものが漂っていました」
しばらくして、紙片が中央に集まってくると
先生「やがて、その’ちり’が集まって、星が誕生します」
ごくり、と息を飲む3歳児たち。
そう、すべてはそこから始まったのです。
そうして、また頃合を見計らったように、「太陽系」の話を聞きます。
先生の話を思い出しながら、様々な教具で太陽系に理解を深めていきます。
また、その教具自体も「触ってみたくなる仕掛け」がいっぱいあるのです。
「太陽系の第三惑星『地球』に、私達は住んでいます。」
ここから、生き物の好きな子はどんどんその方向のお仕事に進みます。
(それはそれで、何年もかかる壮大なお仕事の量になります・笑)
うちの子達は、お兄ちゃんも妹ちゃんも「生命」のほうには行かず、「地球」そのものに興味を持ちました。
普段見る「平面の世界地図」と「球体の地球儀」が同じものをあらわしていることを幼児に教えるために、左のスポンジでできた地球儀を2枚の透明アクリル板で先生がぺちゃんこにして見せます!!
地球儀やパズルで理解したものを、自分の手を動かして人に説明できるような「絵本」を作成します。
絵本を作成するには「文字」を書かなくてはなりません。
・読めるけど、書くことができない段階の幼児は「ハンコ」を使って、一文字ずつ何ページも説明文を書きます。
うちの子(妹のほう)は文字の習得途中段階だったので「砂文字板」のひらがなを指でなぞって、一文字ずつ1枚の紙に書き、覚えた時点で「あ」と書きます。
「あめりかたいりく」を書き終えるまでに、どれだけの作業量があるのか、大人の私が想像するとゾっとします(ですが、子供はワクワクしながら取り組み、満足そうに「あ」「め」「り」「か」が大量に書かれた紙を毎日持って帰ってきます)
ここで、文化教育に興味を持つ子、国旗に興味を持つ子、とどんどんお仕事は多種多様に広がっていきます。
・・・でも、うちの子はひたすら「地形」にこだわり続けます。
「対称地形」というお仕事で凹凸で「湖」と「島」。「湾」と「半島」は対称地形であることを、プラスチックでできた立体に色水を注いで確かめます。
それが、実際にはどのような地形かを写真で対応させます。
そして、現在お兄ちゃんは小学生になっても毎週水曜日にある「小学部」にて、地形にこだわり続け、日本の白地図を仕上げてきました。
妹も小学部に入り、どんなお仕事をしてくるのか楽しみです。
算数でも「1.10.100.1000・・・」とまずは「数のフシギ」をダイナミックに教えて、十分理解した頃を見計らって「10の次は100ではなくて、実は『11』なのですよ。」(園児達もびっくり!)と教えるように(笑)
地理も「宇宙の始まり」から「太陽系」、「地球」「世界の大陸」「日本」「地名」と導かれていきます。
洗面器に墨汁をたらした「真っ黒」な液体を見つめる3歳児達
先生「宇宙に最初は真っ暗で何もありませんでした」
やおら、パラパラと小さな紙片を散らして、かき混ぜます。
先生「そこに小さな’ちり’のようなものが漂っていました」
しばらくして、紙片が中央に集まってくると
先生「やがて、その’ちり’が集まって、星が誕生します」
ごくり、と息を飲む3歳児たち。
そう、すべてはそこから始まったのです。
そうして、また頃合を見計らったように、「太陽系」の話を聞きます。
先生の話を思い出しながら、様々な教具で太陽系に理解を深めていきます。
また、その教具自体も「触ってみたくなる仕掛け」がいっぱいあるのです。
「太陽系の第三惑星『地球』に、私達は住んでいます。」
ここから、生き物の好きな子はどんどんその方向のお仕事に進みます。
(それはそれで、何年もかかる壮大なお仕事の量になります・笑)
うちの子達は、お兄ちゃんも妹ちゃんも「生命」のほうには行かず、「地球」そのものに興味を持ちました。
普段見る「平面の世界地図」と「球体の地球儀」が同じものをあらわしていることを幼児に教えるために、左のスポンジでできた地球儀を2枚の透明アクリル板で先生がぺちゃんこにして見せます!!
地球儀やパズルで理解したものを、自分の手を動かして人に説明できるような「絵本」を作成します。
絵本を作成するには「文字」を書かなくてはなりません。
・読めるけど、書くことができない段階の幼児は「ハンコ」を使って、一文字ずつ何ページも説明文を書きます。
うちの子(妹のほう)は文字の習得途中段階だったので「砂文字板」のひらがなを指でなぞって、一文字ずつ1枚の紙に書き、覚えた時点で「あ」と書きます。
「あめりかたいりく」を書き終えるまでに、どれだけの作業量があるのか、大人の私が想像するとゾっとします(ですが、子供はワクワクしながら取り組み、満足そうに「あ」「め」「り」「か」が大量に書かれた紙を毎日持って帰ってきます)
ここで、文化教育に興味を持つ子、国旗に興味を持つ子、とどんどんお仕事は多種多様に広がっていきます。
・・・でも、うちの子はひたすら「地形」にこだわり続けます。
「対称地形」というお仕事で凹凸で「湖」と「島」。「湾」と「半島」は対称地形であることを、プラスチックでできた立体に色水を注いで確かめます。
それが、実際にはどのような地形かを写真で対応させます。
そして、現在お兄ちゃんは小学生になっても毎週水曜日にある「小学部」にて、地形にこだわり続け、日本の白地図を仕上げてきました。
妹も小学部に入り、どんなお仕事をしてくるのか楽しみです。
by dobashiyoko
| 2012-04-13 00:08